研究内容総括

無料・有料素材の活用
著作権について

無料・有料素材の活用

素材

素材と一言で表しているが、大きく下記に分類される

写真

イラスト

アイコン・シルエット

代表的なサイトは下記があげられる

無料素材

素材まとめ

いらすとや、〇〇ACは有名どころなので割愛します

ODAN
素材に迷ったら、ここで検索すれば、様々なサイトの検索結果が表示されます
AdobeStock
さすがAdobeといったところ、フィルターも数多くあるので、目的にあったサイズの写真・イラストが集まりやすい

写真

ぱくたそ
少し印象的な人物の写真が欲しいときはここ。印象的すぎるので、画像を見ると、「あ、ぱくたそ」とわかるものも多い
PIXABAY
写真・イラストなど幅多く入手できる。動画も入手できるので、動画編集にも使える

イラスト

ピープルズ
かわいらしい3D棒人間。表現も多いので、2Dでは物足らなければ、ここ
ちょうどいいイラスト
本当にちょうどいい。
undraw
海外チックなイラスト。抽象的な表現をしたいときに使用できる

アイコン・シルエット

Icooon-mono
非常に多くのアイコンが入手できる。ただ、多すぎて探すのが大変
ヒューマンピクトグラム
躍動的なピクトグラムが入手できる。緑色が印象的
SILHUETTE DESIGN
多種多様なシルエットが入手できる。抽象的な表現をしつつ、ビジネスにも活用できる

無料素材のメリット

枚数制限などがないため、気兼ねなくダウンロードできる
無料であるため、予算を気にすることがない
有料素材サイトにはない、ニッチなフリー素材もある

無料素材のデメリット

気に入る素材がでてこない
素材によっては無料とすぐわかる
品質が悪いサイトもある

例えば、金属加工で検索しても下記の通り、サイトによっては外れるときがある

有料素材

PIXTA
・日本のサービスでどの検索意図 にも対応した汎用性の高い画像(日本人モデル)を用意している
・写真以外にもイラスト、動画、音楽素材も充実している
shutter stock
・画像がハイクオリティーで、量も3億2000万点以上と豊富
・検索カテゴリーが豊富
・トレンド・季節に応じて直感的に探しやすい
123RF
・「定額料金パッケージ」プランは1枚あたり58~370円とリーズナブル
・「イメージ検索機能」を使って、手元にある画像と類似の画像が検索できる。

有料素材のメリット

高画質素材がダウンロードできる
他のHPの画像とバッティングしにくい
業者に依頼するよりも安価
権利管理がきちんとされている

有料素材サイトは権利管理がきちんとされている

画像については、画像サイト以外にも権利者が存在します。
 ・著作権:画像の撮影者のもつ権利
  (人物モデルが写っている画像の場合)
 ・肖像権:モデルの方の権利
  (特定の建物や店舗・施設・アート作品・デザイン性のある
   商品・個人所有のペットなど第三者の著作物が写っている場合)
 ・被写体の権利:被写体の権利保有する方の権利

→ 無料素材のサイトの場合、上記の権利が管理されておらず
 思わぬ形でトラブルになることがあります。

有料素材コンテンツについては、著作権だけでなく肖像権や被写体の
権利も管理されている。
(モデルリリースやプロパティリリースの提出を条件としているサイトもある)

・モデルリリース:写真の肖像権の許可と写真の使用を同意してもらう許諾書
・プロパティリリース:被写体の権利所有者に撮影する許可と写真の使用を同意してもらう許諾書

有料素材のデメリット

1日でダウンロードできる枚数に制限がある
素材によっては高価

著作権

無料有料素材にかかわらず、著作権・利用規約・ライセンスの項目は確認しておく
利用可能例を見ておくと、自分の利用目的に使用できるかわかりやすい
商用利用可?、加工可?も確認する

著作権のまとめ

①商用利用は可能か

クレジットの表記は必要か

 クレジット表記とは「画像下部などに撮影者や提供者名を明記」すること

素材掲載元へのリンクや報告は必要か

 中には、素材の配布元サイトのURLを明記し、素材を使用するサイトのどこかに

 リンクを貼らなければいけない、という利用条件を課すケースもあり

モデルリリース(プロパティリリース)は取得済みか

被写体に特定の印象をもたせていないか

 特に人物写真を利用する場合に特定の商品やサービス、団体などに関連付けてはいけない。

 例えば被写体に、吹き出しをつけ、勝手に架空の氏名・年齢などのプロフィールを紐づけ、

   被写体が特定の商品やサービスを利用しているようにみせるのはNGというケースが多い

改変ができるか

 改変とは「元の素材をベースにほかの素材を作る」こと

再配布は可能か

 素材の著作者、販売者以外の人がそれをコピーし第三者に渡すこと。ほとんどの場合で再配布は禁止

その他禁止事項も忘れずチェック

 例えば・素材を公序良俗に反しているサイト使うのは禁止しているケース、

 ・素材を主要コンテンツとして商品化する
 ・素材を加工無しにそのまま会社やお店のロゴに使うのは禁止、などがある。

規模によって素材サイトを変える

小規模~小企業は、コスト優先で、
無料素材の利用
中企業以降はブランドイメージのため、
有料素材の利用や自社撮影
(ただしいずれの場合もライセンスの確認は忘れずに)

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