研究内容総括
・中小企業を取り巻く、マーケティングやプロモーション
・中小企業に、大まかなトレンドや手法の簡単な説明
企業のHP開設状況
企業がHP開設をしない理由
テレワークの状況
オンライン商談の増加状況
オンラインでの展開手法
- オンライン展示会
- オンライン工場見学
インターネットによる顧客行動とマーケティング活動の変化
before Internet
・顧客は情報を「待つ」=受動的
・担当営業が情報を持ってくる
・企業主体のアウトバウンドマーケティング
- 広告
- 飛び込み営業
- テレアポ
- DM送付
→プッシュ型営業
after Internet
・顧客は情報を「探す」=能動的
・顧客自らが情報を検索する
競合製品も含め、比較・検討が可能➡既存顧客が他社に流れる可能性
・顧客主体のインバウンドマーケティング
- リスティング広告
- SEO集客
- メルマガ
- ホワイトペーパー
→プル型営業
紙媒体の活用
- 製品カタログ
- パンフレット
- リーフレット
パンフレットの作成
■フルオーダーメイド:100万円程度
■印刷通販:5万円程度
→インタビューなどの部分について副業診断士の活躍ができる可能性がある
紙媒体の役割
信用創出に非常に効果がある
・創業時の新規顧客
・取引口座開設
・借入
・新規採用
会社案内の掲載事項(基本情報)
- 経営理念/代表挨拶
- 会社名
- 所在地
- 連絡先
- (ホームページURL/電話番号/FAX/メールアドレス)
- 代表者名
- 事業内容
- 取り扱い製品/サービス
- 設立年月
会社案内の掲載事項(追加情報)
- 所在地(支店/工場)
- 組織図
- 従業員数
- 資本金
- 取引銀行/取引先一覧
- 沿革
- 工程/生産体制/検査体制/保有設備
- 福利厚生
- 若手社員の声/実際働いている画像
- 職場画像
- CSR活動/D&I活動/SDGS活動
- IR情報
- 取得認定一覧
- 顧問弁護士
- 役員紹介
どうしても紙媒体だとスペースが限られている。
→使用目的と照らし合わせながら、掲載事項の精査/濃淡づけを
紙媒体の制作事例
種類 | 課題 | 解決方法 |
---|---|---|
製品カタログ | 商品の規格違いなど同一製品のバリエ多い | 表と図面の対応・ページレイアウト・ページ順など機能性に絞り修正 |
会社案内 | 取引先・投資家に魅力ある存在だと感じてもらう必要がある | 自分たちがなぜ起業したのか?今後どうなっていきたいのか?に軸足をおいた構成 曖昧だった企業理念が形になり、社内外に明確に伝えられるようになった |
採用パンフレット | 初めての仕事・環境でも安心して働ける安心感をアピールが必要 | 会社の歴史・社員の顔ぶれを中心に構成 |
リーフレット | 低コストで客先に信頼感を与える必要がある | 会社の特徴・事業内容・会社概要の情報を最小限で網羅 |
SFAについて
SFAとは
営業活動の記録、進捗状況、顧客情報の管理など、営業活動にかかる業務を支援するためのシステム
管理内容(基本機能)
- 顧客情報管理
- 案件情報管理
- 商談内容管理
- 営業活動管理
- 売上予測・予実管理
管理内容(その他管理システム)
- スケジュール管理
- タスク管理
- アクションアラート
- 日報等のレポート
- 見積書・承認フロー
- 情報集計・分析レポート
- スマートフォン対応
SFA導入のメリットと効果
直接的な効果
- 営業活動の見える化
- 営業活動の標準化
- 営業活動の効率化
間接的な効果
- 働き方改革の推進
- 若手へのノウハウ承継
- 若手にとっての魅力ある職場
ポイント
- 組織の目的を明確にする
- SFA導入は目的ではなく手段
- テレワークとの相性がよい
SFA導入のコストと効果
発生するコスト
- 1ユーザー 1,500~15,000円/月
- 機能が充実すると価格up
- 低価格の製品はITリテラシーが要求される
削減されるコスト
- 情報共有による教育コスト
- 生産性向上に伴う固定費
ポイント
- 価格は1ユーザー5,000~7,000円が中心
- 必要な機能の絞り込みも大切
SFAの運用体制
運用体制
- 目的やメリットの理解
- ツールのサポート体制
- 説明会やマニュアル作成
継続させる仕組み
- 入力データの絞り込み
- マネージャーの積極的な活用
- 成果の見える化
ポイント
- スモールスタートでスピーディーに小さな効果をあげる
- 組織全員での利用
- 若手の活用
業務の改善
社内に向けた改善
- ナレッジの蓄積
- 情報共有による業務改善
- 働き方改革
社外に向けた改善
- 顧客とのコミュニケーションの向上
- 商品・サービスの向上
ポイント
- 蓄積した情報の戦略的活用
- データの蓄積によるAIの活用
- コミュニケーションの効率化